2008年04月07日
中耳炎
中耳炎
中耳炎は生後6カ月~5才くらいまでの子どもに多い病気です。
中耳炎の原因で多いのは風邪。
鼻や喉に付いた細菌やウイルスが中耳に入り込み炎症を起こします。
風邪をひいて細菌感染を起こすと、黄色い鼻水が鼻の中にたまり、くしゃみやせきなどによってこの鼻水が耳管を通って耳に入ります。
そして中耳で炎症が起きる状態が中耳炎です。
特に、赤ちゃんの耳管は太くて短いので、鼻や喉についたウイルスや細菌が中耳に入り込みやすくなっています。
細菌感染の場合は抗生物質の服用で完治することができますが、きちんと治しておかないと再発したり滲出性中耳炎になることもあります。
【症状】
中耳炎になると、鼻水、鼓膜の痛み、発熱、耳垂れなどの症状がでます。
耳を痛がることで気づきますが、赤ちゃんの場合は、痛みを訴えられないので、耳をやたらと触る、機嫌が悪い、夜泣きをする、ミルクの飲みが悪い、首を振るといったしぐさや様子が見られたら中耳炎の疑いがあります。
小学生以上の場合、風邪をひいて2~5日経ったころから、38~39度の高熱が出て、耳が痛いと言って気づきますが、
0~3才の子供は、風邪をひいて鼻水が出た直後に中耳炎を起こすことが多いようです。
赤ちゃんの鼻水がグズグズしているときは、こまめに鼻水を取ってあげるようにしましょう。
抗生物質を服用することで完治できるので、薬はきちんと飲みきりましょう。
Posted by ヒマワリ at 11:20│Comments(0)
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