2008年03月19日
嘔吐する時の対処法
嘔吐の時の対処法
嘔吐が多いのはやはり急性胃腸炎などの感染症によるものが多いようです。
生後6ヶ月未満の赤ちゃんがミルクをコポっと出したりしますが、これは嘔吐ではなく溢乳と呼ばれ、胃からお乳が逆流して起こります。
大人のように胃がまがっていない赤ちゃんの胃は逆流しやすいそうです。
ただし、赤ちゃんで授乳のたびに大量に吐く場合や、体重が増えないなどの場合は『肥厚性幽門狭窄症』という病気の可能性があります。
生後6ヶ月を超えると、お母さんからの免疫も薄れ、感染症にかかります。
冬に多い嘔吐の病気はウイルス性の急性胃腸炎です。
また子供は気管支炎や肺炎により、激しい咳と共に吐くこともあります。
嘔吐した時の対処
・吐いたものを喉に詰まらせないように様子をみましょう。
・吐いた直後30分は何も飲ませないようにしましょう。
・30分様子を見て、吐かなければ水分(できれば白湯など)を少し与えましょう。一度の量が多いとまた吐き気を誘発することがあるので少しづつ!!
・また30分様子を見て、大丈夫であれば、水分を与える量を徐々に増やします。
・とにかく脱水症状が心配なので、水分も摂れないような場合には病院を受診してください。
・脱水症状が心配される場合には、吐き気止めの薬が処方されます。坐薬のタイプもあります。点滴されることもあります。
こんな時は至急病院へ!!
・熱や下痢など他の症状がある
・腹痛を訴える
・顔色が悪く、ぐったりしている
・嘔吐がどんどんひどくなる
・けいれん、意識障害がある
・おしっこがでていない、唇が乾いている
・頭などを打った後に嘔吐した
吐き気を誘発する食品
・みかんなどの柑橘類
・桃
・ヨーグルト
・牛乳
【体験談】
子供が嘔吐すると親は大変ですよね。
私はスーパーの袋で受けています。
洗面器だと嫌がるし、スーパーの袋だとそのまま捨てられて便利ですよ。
あと新聞紙やバスタオルを回りに敷いておくと助かります。
うちではカーペットを何度も汚されています。
ノロウイルス・ロタウイルス・アデノウイルスにかかった時はやはり嘔吐がひどかったです。
ノロ・ロタのときは月齢も低かったせいか点滴をしました。
水分も摂れる状態ではなかったので、お尻から吐き気止めの坐薬を入れました。
こどもはこうしたウイルス性の胃腸炎のとき以外にも、軽い風邪?なのか、食べすぎなのか?のような時も嘔吐します。
そんなときはたいてい1回嘔吐して、スッキリというかんじで何度も吐くことはないです。
また咳き込んで吐いてしまうこともあります。
かわいそうですが、痰が取れてスッキリすることもあります。
何度も嘔吐があるときはウイルス性胃腸炎だと思われますので、病院へ行かれることをおすすめします。