2008年03月12日
水ぼうそう・水疱瘡
水ぼうそう・水疱瘡
子供の病気の中でもとても感染力が強い病気『水ぼうそう』
その感染力は肌が触れたり、水ぼうそうにかかっている子供とすれ違ったりしただけでも感染してしまうほどです。
兄弟や姉妹の間では、まず感染すると考えて良いでしょう。
生後間もない赤ちゃんでも抗体がないためにうつる可能性があります。
【潜伏期間】 10日~20日程度 2週間前後で発症することが多いようです。
【症状】
突然37~38度の高熱が出ることがあり、同時に赤い小さな発疹がお腹や背中を中心に出ます。
発疹は、次第に全身に広がって、頭の中や口の中にまで出ることがあります。
最初は小さな赤い発疹なのですが、徐々に水ぶくれのような水疱になり、強いかゆみが出てきます。
水疱は2~3日でしぼんでいき、黒ずんだかさぶたになります。
しかし発症から4日ほどは、次々に新しい発疹ができるので、全ての発疹がかさぶたになるまでは1週間程度かかります。
かさぶたになるまでは、他人に感染させてしまう可能性があるので園や学校は登校することができません。
ケアとしては、かゆみ止めの薬を塗る程度です。
かきむしって水疱を掻きこわさないように、つめは短く切っておきましょう。
かゆみが強いので不機嫌になることが多いようです。
水ぼうそうにかかった子供と接触したら、3日以内にワクチンを接種すれば発症の予防や症状を軽くすることができます。
また、症状が出て2日以内の場合、抗ウイルスの薬を飲むことで症状が軽くなることもあるので、早めに受診したほうがよいと思います。
ただ、水ぼうそうは非常に感染力が強いので、病院に行く前に電話で水ぼうそうかもしれないということを伝えておく方がいでしょう。
健康な子供にとっては、水ぼうそうはそれほど怖い病気ではありません、先天性の免疫不全の子供や、副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤を使っている子供の場合は注意が必要です。
完治するまでに長期間かかる病気なので、子供が長期間休むことになると困る場合は、任意接種なので保険はききませんが予防接種を受けておくことをおすすめします。
うちの子供も最近水ぼうそうにかかってしまいました。
予防接種が高いので受けなかったのですが、打っておけばよかったと後悔しています。
まず39度の熱がでて、3日ほど熱がありました。
とにかく機嫌が悪くて大変でした。
完治してから1ヶ月経ちましたが、まだ体や顔に痕が残っています。